境内の大掃除をしました

気持ちいい風が吹き始め、窓を開けて過ごす日が増えてきたのではないでしょうか。
しかしながらこの季節、黄砂によって車や境内が真っ白になります。

この黄砂いったいどこからやってくるのでしょうか。
インターネットで調べてみると、黄砂は中国大陸のタクラマカン砂漠やゴビ砂漠から風に乗ってやってくるようです。
私たちにとっては迷惑なものでも実は海に落ちると鉄分などの供給源となり、植物性のプランクトンが増え魚の餌が豊富になるなどのメリットもあるようです。

過日、草刈りをしながら考えておりましたが、私たちは、私たちに都合の良い植物はこちらの都合で育て、雑草と呼ばれる植物には除草剤をまくなどし排除しようとします。
他のことにも言えることで、「自分にとって」都合が良い人(物や話)は受け入れ、都合の悪いことは意識的また無意識的に排除しながら生きています。

このような記事を書きながらも、本日、境内の黄砂の掃除、草刈りを行いました。
お参りに来られる方に気持ちよくお参りしてもらえるように、と自分に言い聞かせながら、自分の「自己中心性」を改めて感じる一日となりました。

※写真は境内の掃除の様子。2歳4か月の娘も「お手伝い」をしてくれました。(大人にとってはじっとしていてくれる方が・・・などとまたおもいながら.。本人は楽しそうにしておりました。)