法事・年忌法要について


11月も半ばに差し掛かり、寒さも日に日に増してきております。
最近はご法事をお勤めさせていただく際も暖房を使用するようになりました。

さて、今回は法事・年忌法要についてお話させていただきます。
亡き人のお葬儀が終わり、中陰(四十九日)百カ日が終わりますと次の法要はどうなりますかという質問を多くいただきます。

真宗大谷派では地方により差異はありますが、
一周忌(一年後)・三回忌(二年後)・七回忌(六年後)・十三回忌(十二年後)・十七回忌(十六年後)・二十五回忌(二十四年後)・三十三回忌(三十二年後)五十回忌(四十九年後)のようにお勤めいたします。
五十回忌以降は五十年ごとに勤めることとなっており、京都の東本願寺では2023年に宗祖である親鸞聖人のご誕生850年・立教改宗800年の法要が勤まる予定です。
昨年はコロナウイルス感染症の影響により、法要を延期された方も多いのではないでしょうか。
ご法事は亡き人をご縁に仏さまの教えにふれる大切な場です。
お勤めができず延期された方がございましたら、祥月命日(亡くなられた日)にでも法要をされてはいかがでしょうか。

※写真は当院法事部屋(最近住職が自分で床を張り替えたそうです。意外と大変だったとか、、)