納骨堂ってなに?

先日、ある方とお話をしている際、お墓や納骨堂の話になりました。
いろいろなお話をしていたのですが、「ところで納骨堂ってなんですか?」という質問を受け、私自身の考えの及ばなさにガックリしました。
当然知っているものとしてお話をしておりましたが、言われてみればわからない人の方が多いのではと改めて反省いたしました。

お墓については、皆さんある程度の認識があり、先祖の御遺骨が収められているところだと理解しておられると思いますが、それでは一体納骨堂とはどのようなものなのでしょうか。私も改めて少し調べてみました。

今の世の中大変便利なもので、たいていの情報はインターネットで調べることができます。その中でなるほどなと思ったのが、「お墓を一軒家とするならば納骨堂はマンションみたいなものです」という書き込みがありました。
お寺によって納骨堂の使用条件は異なります。購入いただき、お寺が存続しうる限り永代によって使用できるものや、3年や7年に13年など期限付きで使用頂くものなどです。
納骨堂はお墓と同じように大切な方のお骨を安置し、手を合わせ亡き人を偲びつつ、いずれは自分も死んでいかなければならないこと、そして自分自身が今生かされているという尊さを亡き人を御縁に確認する大切な場所です。
また、納骨堂は天候に左右されずお参りができるのと、管理のしやすさから近年多く選ばれるようになっております。
当院の納骨堂につきましてもまだ空きがある状態です。ぜひ一度お問合せや見学にいらしてください。

もうすぐ春が訪れ暖かくなってまいります。ぜひお参りにいらしてください。

※写真は、就職の準備で次女が帰省した際、納骨堂のお掃除のお手伝いをしてもらっているところ(副住職撮影)。当院では朝9時から夕方5時までいつでもお参りしていただけます。